あれが欲しい夜

2004年9月15日
狂ったように眠りたい。

哀しみに呑まれた夜は
逃げるあたしより美しいのでしょうか。
罰が降った夜は
欲に溺れるあたしより正常でしょうか。
生きにくさを感じたあたしは
言葉の間を潜り抜けるあたしより劣っているのでしょうか。
夢をみて呼吸が浅くなったあたしは
防衛の為底から目を背けるあたしより哀れでしょうか。

これがあたしだと言われても

あたしは絶対に認めない

この抜け殻は不必要

街中で蹲ったあの冬も

誰も手なんて差し伸べなかった

感情を先に出しみんなの気を引いたあいつも、こいつも

あたしの無表情だけを見て非情だと言った

誰1人必要だとは言わなかった

あたしを欲しない人間なんて
あたしだって要らない

だけど、あたしの役割を求めた

だから、あたしは果たした

そして、また顔を背けられた

外傷的痛さなら目に見えて痛そうでしょうね。

秋の寒い空気がまた連れてくる。
異常なまでの過去の思い。
あの風景。
好奇の眼差しと、呆れた顔。

また、赦されない冬がくる

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